古代丹波国探検05

京都、亀岡から始まった古代丹波国探検旅の3日目(最終日)です。
丹後には大好きな古墳(墳墓)や博物館など、他にも行きたい所がたくさんあって、3日間の旅ではぜんぜん足りないので最終日の行き先を悩みました。

候補としては豊受大神が最初に稲作を伝えたといわれている比沼麻奈為神社、道の駅「てんきてんき丹後」の由来でもあるてんきてんき祭り竹野神社、そのすぐ近くにある古代丹後の里資料館、世紀の大発見でありながら発掘途中に遺跡保存のためという理由でなぜか埋め戻された謎の大墳墓の赤坂今井墳墓、綾部市の蛭子山古墳群古墳公園はにわ資料館、浦嶋神社の帰り道に見つけた徐福上陸伝説の地(新井崎神社)、古代史や考古学だけでなく丹後の風土も知ることができるという京都府立丹後郷土資料館(ふるさとミュージアム丹後)、丹後国二宮で古代の祭祀場だったという大宮賣神社などなど。。。

丹後エリアだけでも数え上げたらきりがありません。

そして今回は公共交通機関のみを使った旅という事で、電車やバスでのアクセスも便利とは言えず、あの手この手と考えた結果

最終日はゆっくり観光しよう!

ということで昨日スルーした伊根の舟屋を見に行くことにしました。
今回は写真多めでお届けします。

1日目:古代丹波国探検 01
2日目前編:古代丹波国探検02
2日目中編:古代丹波国探検03
2日目後編:古代丹波国探検04
3日目前編:古代丹波国探検05 ← 今ここ
3日目後編:古代丹波国探検06(完結編)

京都丹後鉄道の電車を存分に楽しむ

8:42 西舞鶴-9:20 宮津(京都丹後鉄道 宮舞線 普通 網野行き)

まずは青松号に乗車。
狙ったわけじゃないけど、次の乗り換えに合わせたら偶然青松号でした。
この時間帯は普通電車としての運用で、カフェはやっていませんでした。

9:27 西舞鶴-9:34 天橋立(京都丹後鉄道 特急たんごリレー1号 豊岡行き)

本来なら西舞鶴から乗った青松号のまま、乗り換えなしで目的の岩滝口駅まで行けるのですが、特急たんごリレー号に乗りたいがためにわざわざ宮津駅で乗り換えました。
この3日間お世話になった魔法のきっぷ、海の京都 天橋立・伊根フリーパス自由席なら特急にも乗車する事ができるのです!

乗車したのは赤松、青松と同じく、水戸岡 鋭治氏デザインの丹後の海編成。
和風テイストあふれる豪華なデザインで、旅の気分も上がりますね!

9:49 天橋立-9:53 岩滝口(京都丹後鉄道 宮舞線 普通 網野行き)

またもや青松号に乗車!今回の青松号は車内カフェも営業していました。
カフェのおねぇさんがめちゃめちゃフレンドリーで、写真も快く了承してくれました。

車内でのサービスを心から楽しんでいるようで、こちらにも楽しさが伝わってきました。
丹鉄サイコーです!

丹海バスを楽しむ

10:02 岩滝口駅前 - 10:54 伊根(丹海バス 蒲入口行)

昨日もお世話になった丹海バス(丹後海陸交通)にふたたび乗車して伊根に向かいます。
この日もたくさんの外国人観光客を乗せて絶景ドライブでした!

伊根浦の舟屋群

伊根湾の沿岸には海に面して舟屋と呼ばれる家々が建っていて、各家に海から直接舟で出入りできる舟のガレージが併設されています。古くから海と深い関わりをもって生活してきた証ですね。

まだ午前中なのに、まるで午後のひとときを感じさせるような、ゆっくりとした時間が流れていました。

11:33 伊根 - 11:37 伊根湾めぐり・日出(丹海バス 上宮津行)

この3日間おせわになっている魔法のきっぷは伊根湾めぐり遊覧船にも乗ることができるということで、ひとしきりノスタルジーに浸った後は、もう一度バスに乗り遊覧船乗り場へ向かいました。

伊根湾めぐり遊覧船

12:00-12:25(約25分の周遊)

伊根湾を一周する遊覧船に乗ります。
先ほどは陸上から伊根湾を眺めましたが、こんどは海上から沿岸を眺めます。

遊覧船の上では自動のアナウンスが流れていて、伊根湾の人々と海の関係や、若狭湾沿岸との交易など、古代から続く海の暮らしについて案内してくれていました。

正直、最終日のおまけのつもりで訪れた伊根湾でしたが、実際にこの景色を見ることで、この旅にずっと関連していた海の民のことを少しだけ肌で感じることができた気がしました。

これぞフィールドワーク!来てよかった!

次回ついに完結。楽しみながら帰路につきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

神社

前の記事

古代丹波国探検04