古代丹波国探検 01

10月22日から2泊3日で丹波国を旅した様子をダイジェストでお送りします。

初日の10月22日は、京都府亀岡市を巡り、宿泊地の西舞鶴へ向かいます。
丹波国の冒険へ出発!

1日目:古代丹波国探検 01 ← 今ここ
2日目前編:古代丹波国探検02
2日目中編:古代丹波国探検03
2日目後編:古代丹波国探検04
3日目前編:古代丹波国探検05
3日目後編:古代丹波国探検06(完結編)

自宅出発からサンダーバードまで

6:37 美川-6:49 小松(JR北陸本線 武生行)
7:01 小松-8:56 京都(サンダーバード6号 大阪行)

6:45金沢駅発のサンダーバード6号に乗ろうと思ったのですが、日曜日はバスの始発が遅く、自家用車かタクシーで駅まで向かう必要がありました。

事前に調べたところ、自家用車で美川駅のパーキングを利用するのが一番お得そうだったので、美川駅から小松駅まで普通電車に乗り、小松駅からサンダーバードに乗車します。

サンダーバードの車内で配られたアンケートに協力して、ノベルティのボールペンをゲット!
旅の出だしからラッキーの予感です。

京都から出雲大神宮へ

9:16 京都-9:47 亀岡(JR嵯峨野線・亀岡行)
10:05 JR亀岡駅北口-10:17 出雲大神宮前(京阪バス JR千代川駅行)

JR亀岡駅のコインロッカーに荷物を預ける予定でしたが、小ロッカーは20インチのキャリーバッグがギリギリ入らず、2個しかない中ロッカーは空いていませんでした。

観光案内所で、亀岡駅隣のサンガスタジアムにもコインロッカーがあると教えてもらったのですが、バスの時間が際どかったので、キャリーバックを持ったままバスに乗車。

出雲大神宮付近にもコインロッカーや手荷物預り所が無かったので、神社の方に断って、人目に付かないところに置かせてもらいました。

丹波国一之宮 出雲大神宮

社殿によると、その歴史は島根県にある出雲大社よりも古く、こちらの出雲大神宮元出雲なのだそうです。
元伊勢というのは割と有名だとは思いますが、実は出雲にも「」があったんですね。

ちなみに鎮座は神代の昔一万年以上前ともいわれているそうです。

磐座と御神体山

現在のようにお社があり、その中に名のある神が鎮座している神社神道が始まる前(古神道)は、山や磐座に神が鎮まると考えられていました。
出雲大神宮では背後にそびえる御影山や、本殿背後の鎮守の杜に鎮座する磐座への信仰が永く続いていたようです。

社殿創建は6世紀

社殿が創建されたのは和同二年(西暦709年)で、鎌倉時代(西暦1345年)に足利尊氏、その後、細川勝元などにより改修され現在に至ります。

御神体山 御影山の磐座群

境内から少し坂道を登ったところに旧式の鳥居があります。
この先は御神体山ということで、事前に社務所へ届け出てたすきをいただき、先に進みます。

私はスピリチュアルとかパワースポットとかはよく分からないのですが、ここはヤバいです。
鳥居から一歩踏み入れた瞬間、空気が変わります

何というか、通常よりも空気が濃いというかギュッと圧縮された感じで、異世界感がすごいです。

そして先へ進むにつれ、どんどん濃くなってくる。
怖い感じは全然ないんですけどね。

とにかく空気が濃くて、まるで個体のようなんです。

いや頭おかしいとかじゃないですよw

そんな異変を感じながら緩い坂道を登って行くと、少し開けた場所に出て、圧倒的な雰囲気を持つ磐座群が姿を現しました。

すごい!(語彙力消失)
いや本当にすごすぎる(語彙力)
何がすごいって、言葉には言い表せないくらいの圧倒的な雰囲気なんです!(語彙力)

しかし残念な事に、ここは写真撮影禁止なので、心のハードディスクにしっかり焼き付けてきましたよ。

(家に帰ってググったら撮ってる人がいたので助かりました)

御朱印

下山後、社務所で御朱印をいただき、後ろ髪をひかれつつ出雲大神宮を後にしました。

月読神社

12:08 出雲大神宮前-12:20 JR亀岡駅北口(京阪バス JR亀岡駅行)
12:28 亀岡-12:33 千代川(JR嵯峨野線快速・園部行)

ご由緒は分かりませんが、亀岡市の中心を流れる保津川(大堰川)を挟んで対岸側にある小川月神社と関係があるそうです。
また京都市内にある松尾大社の摂社にも月読神社があり、秦氏とも関係がありそうです。

こちらの狛犬は、福井市足羽山周辺で産出する石で彫られていて、越前狛犬というらしいです。
足羽山と言えば継体天皇。翌日から行く丹後半島もそうですが、古代丹波国越前国との交易があり、密接な関係にあったようです。

写真が上手く撮れなかったので、興味のある方はこちらをご覧ください。
月読神社獅子狛犬(亀岡市文化資料館)

この後、近くにあったスーパーマツモトで食料を買い、千代川駅へ戻りました。

園部で降りてみる

13:34 千代川-13:44 園部(JR嵯峨野線快速・園部行)

これまで何度も乗換で利用した駅ですが、駅の外へ出たことは一度もなかったので、興味本位でちょっと散策してみました。

駅を背に真っ直ぐ進むとJR嵯峨野線(山陰本線)と並行して国道9号が走っています。
駅前の裏道が旧街道っぽい雰囲気だったので調べたら、やっぱり国道9号沿いが旧山陰道だったようです。

あとは前を流れる園部川を眺めたりしながら、ゆっくり過ごして1時間後に来る電車を待ちました。

園部から西舞鶴へ

14:46 園部-15:52 綾部(JR山陰本線・豊岡行)
16:10 綾部-16:31 西舞鶴(JR舞鶴線・東舞鶴行)

園部までは嵯峨野線表記でしたが、その先は山陰本線となっています。
山陰本線は綾部でスイッチバックして地図で言う左方向(山陰方面)へ向かいますが、我々は綾部で乗り換えて、舞鶴線西舞鶴駅を目指します。

1日目ゴール

無事に西舞鶴駅に到着しました。

本日から2泊するのは駅前のアパホテル
西舞鶴駅京都丹後鉄道の駅にもなっているので、明日からここを拠点に丹後半島を冒険します。

中華料理の北京で夕飯

近所に良さげな中華があったので、1日目の夕飯はこちらにしました。

ごちそうさまでした。

量はガッツリ系ではなく普通な感じです。味は美味しかったですよ。

一日目は以上です。
お疲れさまでした~。

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