電気温水器のメンテナンスをやってみました(やってもらいました)パート2【実践編】
某リフォーム会社さんに、我が家の電気温水器「日立 フルオート【追焚上手】BE-F46DWU」のメンテナンスをやってもらったので、手順を紹介します。
前回の記事で、メンテナンスをお願いすることになった経緯や、メンテナンスの必要性などについてお話ししました。今回は実際のメンテナンス内容についてお伝えしていきます。
この記事をちゃんと書ければ、自分でもメンテナンスできる(はず)!
本ページの構成
メンテナンスの手順
メンテナンスの手順は次の通りです。
それでは早速スタートです!
【 手順1 】漏電遮断器の点検
万一漏電したときに自動で電気を切るための安全装置 「漏電遮断器」が正常に動作するかチェックします。
スイッチの下にあるテストボタンを押して、電源スイッチがOFFになれば正常です。
制御側とヒーター側の2つのスイッチが並んでいますので、両方ともチェックしましょう。
【 手順2】 逃し弁の点検と清掃
逃し弁というのは、お湯を沸かすときに水が膨張してタンク内が高圧になるのを防ぐために、余分な水を排出する弁です。こちらも配管に汚れが詰まると故障の原因になりますので水流で洗い流します。
本体右上にある扉を開いて中にある逃し弁を上に押し上げ、約30秒から1分ほど排水します。
【 手順3】 配管の点検とタンクの清掃
タンクの水を排水して、底にたまった泥や汚れを洗い流します。これをサボると配管の詰まりや、匂いの原因になり、電気温水器自体の寿命を縮めてしまうそうです。
まず本体下のカバーを外して配管をむき出しにします。この時に、水漏れ等がないか確認しておきましょう。
次に中板を外します。(手で回せるつまみネジになっていますが、若干錆びていて素手では回りませんでした。)
左奥にタンク排水用のつまみが見えるので、90度反時計回りに回して約1~2分排水します。ある程度排水したら、つまみを元の位置に戻し、先程外した中板を取り付けましょう。
ここまでに出てきた漏電遮断器、逃し弁、排水栓は説明書の11ページに図解で載っていました。
説明書(PDF)ダウンロード
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/hot/item/docs/17A23355A_b.pdf
【 手順4】 ストレーナー(フィルター)の清掃
ストレーナーはタンクに給水する際、不純物を取るためのフィルターです。水道管などの設備の老朽化や、地下水を使っているかどうかなど、水質の違いで汚れの度合いが変わってきますが、もし汚れていたら流水と歯ブラシなどで清掃してあげましょう。
まず給水栓を90度時計回りに回して水を止めます。
次にストレーナーのカバーを外します(プラスねじ2本で外れます)
今回は7年以上放置していたのにあまり汚れていなかったので、水洗いだけで大丈夫でした。きっと金沢市の水は不純物が少なくて美味しいのでしょう。
ストレーナーが綺麗になったら元通りにして、給水栓を開きます。(給水栓が閉じたままだと水が出なくなりますよ)
【 手順5】減圧弁の漏水チェック
減圧弁とは、地域によって差のある水道の圧力を一定値に保つための弁です。この付近から水漏れ等がないか確認しておきます。
中央付近のカバーを外して、減圧弁を目視しましょう。
室外機の点検は以上です。
外したカバーを元に戻しましょう。
【 手順6】 リモコンの時刻合わせ
エコキュートや電気温水器は、電気代の安い深夜電力でお湯を沸かす設定になっている事が多いと思います。もしリモコンの時計が狂っていたら、安くない時間帯に電力を消費して電気代を損してしまう可能性があるので、リモコンの時計は定期的にチェックしておきましょう。
Youtubeの動画を見つけました
こちらの動画は BE-F37DWU という機種ですが、同じ日立の電気温水器なので我が家の物とよく似ていてすごく参考になります。(説明書にも同じ型番が書いてありました)
株式会社Assist. さん、ありがとうございます!
さいごに
これで何とか自分でもメンテナンスできそうな謎の自信がわいてきました。
今回のメンテナンスからすでに2ヶ月が経過してしまったので、近日中に挑戦してみようと思います。
ちなみに、今回メンテナンスしてくれた某リフォーム会社さん、本当は宣伝してあげようと思っていたのですが、メンテ後にちょっと色々あったので顔と会社名は出さないことにしました。
詳しくは書きませんが、これってもしかして点検商法?ってやつなんですかね。
私はキッパリ断ることができるので平気ですが、気の弱い方はうまい話にご注意くださいね。
※私は無料でやってもらえた上にブログのネタまで頂戴して大満足ですよ(笑)
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