青春18きっぷで輪行の旅 2018春 chapter 7-1(諏訪大社・四社めぐり前半戦1)

4月3日から4泊5日、青春18きっぷで輪行の旅に行ってきたので、その内容をまとめています。
第六章で中央本線(下り)を北上し、諏訪湖までやって来ました。
今回は諏訪大社さんの四社めぐりに挑戦です。

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諏訪大社と四社めぐり

諏訪大社

諏訪大社は信濃国一宮として、とても有名なお宮さんです。しかし一言で諏訪大社といっても、実は諏訪湖周辺に上社前宮(かみしゃまえみや)、上社本宮(かみしゃほんみや)、下社秋宮(しもしゃあきみや)、下社春宮(しもしゃはるみや)の四社があり、それぞれが諏訪大社として存在しています。

四社めぐりとは、上記各社にお参りして御朱印を集めるスタンプラリーのようなもので、四社達成すると記念品をいただくことができます。お参りする順番は特に決まっていないそうですよ。

 

御祭神

御祭神は四社とも建御名方神(たけみなかたのかみ)と八坂刀売神(やさかとめのかみ)が祀られています。ちなみに、建御名方神のお父さんは、かの有名な大国主命ですが、お母さんは糸魚川を治めていた女神様奴奈川姫(ぬなかわひめ)だそうです。奴奈川姫のことは、グランフォンド糸魚川(前日編)で糸魚川へ行った時に知りました。

奴奈川姫

奴奈川姫と、母にすがりつく幼い頃の建御名方(糸魚川市内にて)

実はタケミナカタさん、超 マザコン 母想いらしいっすよ。

上社、下社

建御名方神(夫)と八坂刀売神(妻)は上社本宮で夫婦仲睦まじく暮らしていました。ところがある日、壮絶な夫婦喧嘩が勃発。怒った八坂刀売神は家出してしまい、上社、下社での別居生活が始まったのだそうです。

冬になると凍った諏訪湖に盛り上がった氷の割れ目が出現する事があります。これは上社の建御名方神が下社の八坂刀売神に会いに行ったときに出来る跡御神渡り(おみわたり)と言われています。なんだかんだ別居してても会いたいんですねぇ~(ニヤニヤ)

 

四社めぐりで走ったのはこんなルート


※注 自転車(ロードバイク)で走った走行ログを使用しています。ところどころに自動車の通れない道や、生活道路的な裏道、間違い等もありますので、お車の方は参考程度に御覧ください。

 

それでは早速、四社めぐりのスタートです!

 

一社目、上社 前宮

上社前宮

 

朝7時半に宿を出発。風は強めで寒いですが、お天気に恵まれた爽やかな朝です。

出発

この時点の気温は4度。夏日だった昨日までとは20度以上の気温差!
昨日のユスリカさんたち、大丈夫かなぁ・・・(´・ω・`)

コンビニで軽くエネルギーを補給後、上社前宮へ向かいます。

上社前宮到着

上社前宮に到着~。
向かい風峠とGoogleマップの嘘ルート&鬼畜ルートでイキナリ心が折れました。所要時間約30分の修行です。

靴を履き替えて

手水舎

手水舎で汚れた手と真っ黒な心を清め

本殿案内看板

ここより100メートル上段にあるという本殿を目指します。

石段

石段を登り

坂道

壮絶なヒルクライム(徒歩)を経て

前宮本殿

本殿に到着~。

本殿脇にあった解説

解説

前宮とは上社本宮に対し、それ以前にあった宮の意味とも考えられている。のだそうです。公式HPには「御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられています。」と書いてありますが、それ以前というのは建御名方神がこの地へ来る以前。太古の昔から信仰されていたミシャグジさまをお祀りしていたという説もあります。興味を持って調べるといろいろ奥が深いです。

また、諏訪大社は本殿を持たない諏訪造りと言われているにもかかわらず、前宮にだけ本殿があるというのも、ちょっと納得いきません。やはり前宮だけは特殊な存在なのかなという気がしますね。

さて、お参りも済ませ、あとは御朱印をいただくだけ。という段になってトラブル発生!
現在時刻8:30。少し時間が早かったみたいで、まだ社務所(授与所)が空いていません。四社めぐりの条件は御朱印を集めること。このままでは達成できません。

社務所

通常は午前9時頃からだそうです。

前宮御朱印

が、たまたま奇跡的に宮司さん?が出てきてくれたので、無理言って御朱印をいただくことができました。朝早くからご迷惑おかけしました。有難うございます!

次に向けて出発

という訳で次の上社本宮に向かうため、新たな気持で出発です。

 

今回はここまで。次の本宮は見どころ満載で長くなりすぎたので、一旦ここで区切ります。
次回以降も諏訪大社四社めぐりの続きになります。

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