中国地方一周 弾丸旅行 その2(松江-小倉)
2017年7月15日から3泊4日で中国地方を旅した時のお話しです。
二日目は神の国、島根からスタート。元々2泊3日のつもりだったので、できれば今日中に広島まで行ってしまいたいところですが、なにぶん初めて訪れた場所だけに時間が読めません。本日の宿泊先は何時に下関へ着くかで決めようと思います。
前回の記事
・中国地方一周 弾丸旅行 その0(準備編)
・中国地方一周 弾丸旅行 その1(金沢-松江)
本ページの構成
出雲大社
朝6時過ぎに松江のホテルを出発して、まず訪れたのは出雲大社。まだ7時過ぎという事で、人手もまばらで、おみやげ屋さんもまだ営業していないので、良い意味で静かな雰囲気の中、参拝する事ができました。
僕は数年前のお正月に一人で来たことがあるんですが、ちょうど平成の大遷宮という事もあり、初詣と相まってすごい人出でした。御守もその時限定の「蘇御守」というのを買ったのを覚えています。
そして御守の袋にも描かれている御本殿の屋根。僕はこの千木がかっこよくて大好きです。うちの屋根にも付けたい!
おっと、ここにもいました。うさぎさん。白兎神社のうさぎさんと関係あるのでしょうか。(境内には46羽のうさぎさんがいるそうです。)
こちらは国歌「君が代」でもお馴染みのさざれ石。
さざれ石というのは、漢字で書くと細石。その名の通り細かい石が積み重なって出来ています。君が代では、小さな小石が積み重なり、それが長い年月を経て大きな巌となり、さらに苔むすまでの過程を、長い歲月の例えとして歌われているそうです。
石見銀山
次に訪れたのは世界遺産の石見銀山。出雲大社からは1時間半くらいでした。
実際に行ったのは世界遺産センターという資料館みたいな所で、本当の石見銀山は ここからバスで約5分、大森または大森代官所跡というバス停で降りて、約1時間のコースを歩いてまわるそうです。
時間的にきびしいのでパスしようと思ったら、ちょうどVR体験をやっていたので、それで行ったつもりになる事にしました。(写真もありません)
次回行く機会があったら、ちゃんと見ようと思います。
さらにここで、足立美術館とティファニー美術館(松江イングリッシュガーデン)へ行っていない事に気付くも時すでに遅し。やはり島根へはもう一度来なければならないようです。
ついでに、シロイルカのバブルリングで有名な「しまね海洋館アクアス」も、おっさん二人で行くのは微妙なのでスルーしました。
一年砂時計の「仁摩サンドミュージアム」もスルーです!
利休饅頭 仲屋駅前店
こちらは島根出身のお客さんから事前に情報をいただいていた老舗のお饅頭屋さんで、島根県浜田市という所にあります。石見銀山からは約1時間ほどで着きました。
JR浜田駅の駅前にある、ちょっと古くて懐かしい感じの商店街の一角にお店があります。中でお店番をしていたおばちゃんは、けっこう方言がキツくて6割ほどしか理解できませんでしたが、なんとかその場で食べる分をゲットして、お土産用も自宅へ送る事ができました。
こういう生の方言を聞くことができるのは嬉しいです。
肝心のお饅頭は、黒糖風味の生地に包まれたこしあんで、優しい味なうえに一口大の大きさ。ついついパクパク食べちゃって、お土産用に買った10個入りを一人で食べちゃいました。ごちそうさまです!
後で知ったんですが、同じ市内に本店があったんですねー。
・利休饅頭 仲屋 本店 - なつかしの国 石見
このあたりは、石見神楽という伝統芸能も有名らしいので、機会があったらぜひ見てみたいです。
津和野 太皷谷稲成神社
13時頃に到着したので、浜田からは約2時間。けっこう遠く感じました。
ここ太皷谷稲成神社は日本五大稲荷神社のひとつらしいのですが、他のお稲荷さんとは違い、「稲成」と書きます。津和野藩主の亀井矩貞(かめいのりさだ)公が、願いがよく叶うように「成」という字を使ったそうです。
朱色が鮮やかな、とても立派な建物でした。神社の朱色って、ほんと美しいですよねぇ。神社好きにはたまりません!
お揚げを買ってお供えしようと思っていたら、どうやらお連れさんの目には、僕がお稲荷さんに見えたようです。
ここからは山間にひろがる津和野の町並みが一望できて、すごく気持ちがいいですよ。
そしてお稲荷さんと言えばこれ!
赤い千本鳥居が下の方までずーっと続いていて壮観でした。
僕も商売繁盛のお願いをしてきたので、いつか儲かったら奉納したいです。
松陰神社
GoogleMapナビさんに従ったら松陰神社の裏側へ連れて行かれて、少し迷子になりましたが14時半頃に無事到着できました。ここから山口県です。
正面から入ってまっすぐ進むと、左側に、かの有名な松下村塾があります。
第一印象は「小さっ!」です。正味八畳しかないこの部屋からでも、志さえあれば、有名な幕末の志士たちを生むことも出来るんですね。
そんな松陰先生に影響されて志の御守を買ってきました。
確かにこの日は「これからは志を持って生きよう!」と心に誓ったはずなのですが・・・。
太皷谷稲成神社からここまでは約1時間ほどですが、山間を抜けるルートだったせいか、コンビニや飲食店がほとんど無く、お昼ごはんを食べそびれてしまったので、腹ごしらえに松陰だんごをいただきました。
甘めの味噌味ですが、ゆずの風味が効いていて、爽やかな後味でした。けっこうボリュームありますが、美味しいのでペロッといけちゃいますよ。
角島大橋
16時すぎ、角島大橋に到着です!北陸育ちの僕たちにとって、浜田を過ぎたあたりから、これどこの南国?って感じだったんですが、角島はそんな南国感を偽物だと思わせるほどの圧倒的な南国でした。
これぞエメラルドグリーン!
んんんん~!写真じゃ分かり辛いのが悔しい!!!
3連休ということもあり、橋は大渋滞でした。時間的にも特に帰り側がすごい事になってますが、せっかくなので渡ってみました。
ここまで来たという実感と、見た事もないような絶景に大興奮で、帰りの渋滞もまったく苦になりませんでした。
写真では伝わりにくいので、公式動画を貼っておきます。
角島の南国感を思いっきり満喫したところで、さて、ここで決断のときです。現在時刻17時。仕事の事を考えて、明日で帰るつもりなら広島まで行ってしまいたい。けどもう、気分は後戻り出来ないところまで来ちゃってますよね。
という訳で本日の宿泊は、海を渡って小倉に決定!
なぜ小倉かと言うと、僕の経験上街の規模と宿泊施設の安さ、空き状況は比例するんです。大きな声では言えませんが下関で泊まるよりも小倉が良いと判断しました。
そんなわけで、やって来ました!
関門海峡
18時半、ついに本州脱出目前です。なんか今思い出しても笑えてきます(笑)
左に見えているのが関門橋。向こう岸はなんと北九州!近っ!
目の前はコレ海なんですよ!湖じゃなくて海!へたな川より川っぽいです。
正直、泳いで渡れる気すらしますが、実はここ怪獣も立てないほどの流れの速さ。
泳いだら確実に知らない国へ行けそうなので、おとなしく車で渡ります。
赤ちゃん食堂
小倉までは、ここから車で30分ほどで着きました。
無事宿もとれて、夕飯は小倉名物の焼きうどんを食べに赤ちゃん食堂さんへ行きました。
小倉の商店街の中にあったんですが、商店街自体が大阪のミナミみたいな雰囲気で、めっちゃ昭和でした。
たまたま祇園祭りもやっていて、すごく賑やかでしたよ。
大冒険の二日目は出雲から先が未体験ゾーンで、すごくわくわくしました。勢い余ってついに九州まで来てしまいましたが、さすがに疲れましたね。でも、いつか来たいと思っていた所ばかりなので、本当に来れて良かったです。お連れさんは、どうせなら四国へ行こうとか頭おかしい事言ってるので無視しますが(笑)
明日以降の珍道中もどうなる事やら。お楽しみに~。
松江から小倉。ここまでの走行距離420km。二日間合計で950km。
その3へ続く・・・
過去ブログに失礼します。本当に楽しそうですねぇ(笑)笑顔弾けてますよー!私も昨年、鳥取、島根県を1泊2日旅行しました!友人が松江に住んでるので待ち合わせは米子駅でした(笑)もちろん、特急やくもに乗車しましたよー!紫やくもでしたので、車内チャイムは鉄道唱歌!!始めて聞き、とても感動しました(笑)鳥取、島根県は横に広くて…とにかく移動だけで時間がかかりますね!青山剛昌記念館、鳥取砂丘、白兎神社(チラ見)、コナン空港、ベタ踏み坂、石見銀山…石見銀山とても良かったですよ!駐車場から30分程歩きましたけど、世界遺産なので、あまり人の手が入ってなく最低限度の灯りと説明案内板がとても心地良かったです。現地に行く事で得られる事は大きな財産ですね!で、里帰りする友人運転で9時間掛けて(ドナドナ)九州に戻りました(笑)