英式バルブを米式バルブに交換してみたよ

自転車, パーツ・メンテナンス

街乗り用に使っている Louis Garneau LGS-MV1 のバルブ(空気を入れる口)を、一般的な虫ゴムタイプの英式から、自動車と同じタイプの米式に交換しました

LOUIS GARNEAU MV-1

米式バルブのメリットとデメリット

米式バルブのデメリットは一般的な空気入れで空気を入れることができないという事。
しかし、そのデメリットをカバーしても余りある程のメリットがあります。それは・・・

英式に比べて
1. 空気が抜けにくい
2. 空気圧を測定することができる
3. 自動車と同じ空気入れを使える
4. 劣化しにくい
5. 高い空気圧を入れられる

これ逆に、一般的な英式バルブにメリットなんてあるの?
って思っちゃいますが、やはり同じように思う人も少なくないようです。
英式バルブの長所-Yahoo!知恵袋

バルブの種類について

僕が知る限りでは、自転車のバルブは3種類あります。

英式バルブ

英式バルブ(English/Dunlop/Woods)

日本では、たぶんこれが一番一般的なタイプで、ママチャリはほとんどコレだと思います。虫ゴムというゴムの力で空気穴を押さえている構造です。

 

米式バルブ

米式バルブ(American/Schrader)

自動車やバイクは、ほとんどコレだと思います。あとマウンテンバイクにも結構使われてたりします。真ん中の突起を押すと空気が抜ける構造になっています。

 

仏式バルブ

仏式バルブ(French/Presta)

ロードバイクなどのスポーツ車に多いタイプで、ピストンのような栓の形をしています。空気圧で栓を押し上げている構造で、上から押すと空気が抜けます。

 

今回使ったバルブ(変換アダプター)

 

入っているパーツはこの3種類✕2セットです。

米式パーツ一式

それでは実際に交換した時の手順です。

1. 英式バルブを分解する

英式バルブのネジを外して中栓を抜き取ります。

step1
1. 写真のナットを外します。

 

step2
2. 中栓を抜き取ります。

2. 米式バルブを取り付ける

空洞になったバルブに米式バルブを取り付けます。

step3
3. 米式バルブの中栓を取り付けます。(押し込むだけ)

 

step4
4. 米式バルブの本体を取り付けます。(ねじ込む)

以上で交換完了です!とっても簡単でしたね!!!

あとは専用の空気入れで空気を入れたら完成。一気に行っちゃいましょう!

3. 空気入れをセットする

pump

僕が使っている空気入れは、ロード用に購入したもので、米式用と仏式用2つの穴が空いています。また、専用アタッチメントを取り付けることで英式にも使える賢いやつです。

ポンプをセット
米式用の穴にバルブを差し込んで、レバーを引き起こします。

 

ポンプをセット2
取り付けたところ

4. 適正空気圧を知る

タイヤごとにメーカー指定の空気圧があります。たいていの場合、タイヤの側面に書いてあるので見てみましょう。

PSI

これはMIN 40-MAX 65 P.S.I.と書いてあります。

お次は

kgfcm2

2.8-4.6kgf/cm²

ん?他にも?

kpa

280-460KPa

これ全部、同じタイヤに書いてありました。
どれがどんな空気圧かわからないと困るので、説明しておきます。

P.S.I.
ポンド・スクエア・インチの頭文字で、1平方メートルあたり何ポンドの圧力がかかっているのかを表します。主にアメリカで使われています。

kgf/cm²
キログラム・フォース・パー・平方センチメートルと読み、1平方センチメートルあたり何キログラム重(kgfは重力の単位)の圧力がかかっているのかを表します。ちょっと古い単位です。

KPa
キロパスカルと読み、最近主流になっている単位です。ヘクトパスカルは天気予報の高気圧、低気圧などでおなじみですね。1平方メートルあたり1ニュートンの圧力がかかるのを1パスカルと呼び、10²Paがヘクトパスカル、10³Paがキロパスカルと、もはや何がなんだか分からないので、読み方だけ覚えておきましょう

あとは今回のタイヤには書いてありませんでしたが
bar(バール)という単位があります。こちらも昔、天気予報でミリバールという言葉を聞いたことがあるかも知れません。今ではヘクトパスカルが主流ですが、空気入れ業界では今でもbarが使われています。

僕の使っている空気入れを見てみると

空気入れのメモリ

外側の数値がbar、内側の数値がpsiとなっています。
タイヤにはbarの表記はありませんでしたが、psiの表記があったので適正空気圧は内側のメモリ40~65の範囲という事になります。

ややこしいですが、これで無事、適正の空気圧を入れることもできたので、安心して乗ることができますね。

お疲れ様でした~!

お疲れ様でした